日本冬虫夏草とは

冬虫夏草の語源について

冬虫夏草の呼び名はチベット東部から中部のヒマラヤ山系に生息するコウモリガの幼虫に発生するキノコをチベット語で「夏草・冬虫」を意味するYartsa Gunbuと呼んでいたことに起因していると言われています。

Yartsa Gunbuと名付けられた理由は夏にキノコとして地上に現れて胞子を飛ばし虫にコンタクトして、虫体のタンパク質を栄養源に体内を菌糸体で埋め尽くし占領して、冬を虫の姿を残したままで越して夏に再度キノコを発生させる一連の流れを例えて、これを冬虫夏草と呼ぶようになったと考えられています。

冬虫夏草と日本冬虫夏草の違い

本来虫草とは昆虫の虫体成分を栄養にして発育するバッカクキン科冬虫夏草属の菌類の子実体と宿主虫体を示す総称ですが中国内でいわれる「冬虫夏草」とはこれ等の中でコウモリガだけに寄生したものに限ったものをいいます

一方で、日本でいう「冬虫夏草」はセミにだけ寄生するセミタケやハチに寄生するハチタケ等の※350種以上の虫草類の全てを指すために、中国の冬虫夏草とは意味合いが異なります

コブアブタケ
ツクツクホウシタケ
ベニイロクチキイモムシタケ

エフェクトでは冬虫夏草をそれぞれ人工培養することで得られた二次代謝産物を日本冬虫夏草と呼ぶ事にしました。

※冬虫夏草に生息している虫草菌の宿主となる昆虫は主に

1.ガやチョウなどの鱗翅目 3.蜂や蟻などの膜翅目
2.コガネムシなどの鞘翅目 4.セミ、クモ、ハエ、トンボなどの同翅亜目
等があります。

日本冬虫夏草について

チベット伝統医学では冬虫夏草はその他のいくつかの強壮剤と同じく「薬のエッセンス」と考えられており健康の増強、男性の性的能力向上、腎臓、肺、心臓の不調の治療のために処方されています。

日本冬虫夏草は生物にとって必要不可欠な成長、発生、生殖には直接的には関与してはいない有機化合物である二次代謝産物を使用しています。

この二次代謝産物は一次代謝産物とは異なり上記のような生物が生きていくうえで必要不可欠なものではないが体内外や種族間の感染防御のような重要な役割を果たしているものも多く生産者以外の生命にとって有益な効果が期待できるものがあります。

冬虫夏草の二次代謝産物は種類によってそれぞれ異なるタンパク質分解酵素やキノコ部分(子実体)の虫体成分を持ちその為種類ごとにそれぞれ現われる効能が異なります

近年ではこれまで困難だった虫草菌の培養が可能になり、希少さの為に研究が進んでいなかった冬虫夏草の生態解明や科学的、薬理学的研究を行うことが出来るようになり二次代謝産物に含まれる成分の持つ効果の研究が進められています。