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日本冬虫夏草について

日本冬虫夏草インフォメーション

研究成果(学術論文/学会発表)。長年の研究成果の一部をご紹介いたします。

※ここに列記致しました学会発表及び論文掲載内容は全て当社関連の研究所及び大学の研究室にて行われた研究成果であり他社が販売している冬虫夏草とは全く関連はございません。ご注意下さい。特に今回の発表は「培養液(代謝産物)」を用いて行った実験結果です。

『ハナサナギタケ(Isaria Japonica Yasuda)培養液の消化管免疫応答に及ぼす影響』

第123年会(平15.3.27-29)・日本薬学会(長崎市)

東北大薬学部・矢萩信夫、高野文英、村瀬武史、田中知明、伏谷眞二

【目的】 消化管免疫応答は、消化管における局所的な免疫応答のみならず、全身の免疫反応に深く関与していることが明らかとなってきた。 先に本研究所では、虫草菌の一種であるハナサナギタケ(Isaria Japonoca Yasuda)の培養液には、 T細胞依存型の免疫応答を経口投与により増強させ、制癌剤の5-fluorouracil(5-FU)投与による免疫応答の低下を回復させる効果 があることを明らかにした。

 本研究ではハナサナギタケ培養液の凍結乾燥品(IJCF)の消化管免疫応答に及ぼす影響を調べるため、 IJCFを経口投与したマウスの小腸からパイエル板を採取し、そのリンパ球ポピュレーションを解析し、サイトカイン産生量を調べた。

【方法】5-FU(150mg/kg)を投与したC57BL/6マウスにIJCFを経口投与し、常法にしたがってパイエル板リンパ球を分離して、 細胞をT(CD3)、B(CD19)及びT細胞サブセット(CD4及びCD8)のFITC標識抗体で染色した。 ついで、これらの陽性細胞のポピュレーションをフローサイトメーターで解析した。 さらに、バイエル板リンパ球を24ウエルプレートで培養し、細胞をIJCFの存在下にCon-A(5μg/ml)刺激し、 経時的に培養液を採取して培養液上清中のIL-2、IL-4、IL-6及びIFN-γの産生量をELISA法で検出した。

【結果・考察】50mg/kg/day(6日間)の用量のIJCFは、5-FUによるバイエル板細胞数の減少を抑制し、 T細胞サブセットのCD4+細胞の割合を増加させた。また、IJCFはパイエル板細胞のIL-2とIFN-γの産生を増加させた。 なお、IJCFはIL-4の産生には影響を及ぼさなかった。したがって、IJCFには5-FUよって低下したTリンパ球サブセットのうちCD4+細胞を回復させ、 またTh1による免疫応答を選択的に増強させる作用があることが明らかとなった。

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