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漢方「冬虫夏草」の薬効解明免疫力アップ “万病に効く”古くから“不老長寿”の漢方薬として珍重され、昆虫の幼虫などに生えるキノコ「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」の薬効のメカニズムを金沢大学薬学部の太田富久教授(天然物科学)と高野文英助手が解明した。 冬虫夏草のエキスが小腸を通 過する際、体内の免疫をつかさどるリンパ球が反応し、免疫力を高める指令を全身に発するという。同教授らは今後、薬効が明らかとなった冬虫夏草から有効成分を探しだし、新薬の開発を目指す。 太田教授らは冬虫夏草の人工培養に成功した山形県の研究家、矢萩信夫氏から冬虫夏草の一種でガのサナギに生える「ハナサナギタケ」を2、3年培養して乾燥した試料を使い、ネズミで免疫力を高める作用を調べた。 体内には細菌やがんなどの異物を攻撃するリンパ球が数多く存在し、血液と一緒に全身くまなく流れている。特に小腸はリンパ球が多く集まる「パイエル板」と呼ばれるいぼ状の組織を持つ。 これまでの研究で、冬虫夏草のエキスがパイエル板を通 過する際、何らかの反応を起こすことにより、パイエル板内のリンパ球が「免疫力を高めろ」との指令となるタンパク質を放出、全身のリンパ球が活性化することが分かった。 冬虫夏草は漢方の経験に基づいて「万病に効く」薬とされたが、なぜ体に良いのかは科学的な根拠がなかった。ただ、別 の種類の冬虫夏草でツクツクボウシに生える「ツクツクボウシタケ」からは逆に免疫力を抑制する成分が見つかるなど、新薬になる可能性が高い成分が多く含まれているとの期待が高まっている。 高野助手は「新型肺炎やO157などは免疫力が低下した高齢者が多く犠牲になった。冬虫夏草を飲むことで病気に対する抵抗力が付くと考えられる」と話してる。 『科学的根拠示した』伏谷眞二東北大助教授(天然資源薬学): 冬虫夏草に含まれる成分が免疫力を高める科学的な根拠を示した。 一般 にキノコが免疫力を高めるといわれるが、その仕組みは複雑なため、これまでよく分からなかった。 有効成分の正体を探るため、さらに詳しい研究を期待したい。 ●冬虫夏草:セミやクモ、ガの幼虫などに寄生するキノコの総称。冬季に虫の体内で菌糸を増やし、 夏季に殻を破って草のように生えてくることから名付けられた。 本来は中国の高山に生息するコウモリガの幼虫に寄生するキノコで、 不老長寿薬や滋養強壮薬として珍重されてきた。世界で約350種類発見されており、 このうち3分の2が日本で見つかった。 |
民間療法特集記事中で日本冬虫夏草が取り上げられました。
『大賑わい!きのこ王国の秋祭り』と題して、研究所がある山形県最上郡真室川町、釜渕地区の『健康きのこ祭り』が取り上げられました。 弊社関連研究所所長矢萩信夫、禮美子が案内役として登場し、研究所内できのこエキスを煮出している作業やきのこの栽培シーンを紹介しました。
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所長 矢萩 信夫 |
研究所裏のきのこ栽培の様子 |
シメジ |
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ムキタケ |
ヤマブシタケ |
所員 矢萩 禮美子 |
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所内の様子 |
きのこエキスの紹介 |
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日本冬虫夏草が番組中に紹介されました。西村みどりさん(写真)が日本冬虫夏草(ヤハギエキス)との出会い、 自らの体験から学んだこと、病気の予防法などについて持論を語られました。 |
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