ホジキン病と非ホジキンリンパ腫に分かれ、さらに組織型によって細分される。ホジキン病は無痛性の腫瘤として、頚部に初発することが多く、順序正しく進展する傾向があるので、一期、二期は放射線治療が標準的治療法。三期、四期は抗がん剤治療が中心。非ホジキンリンパ腫は、頚部、腋窩、鼠蹊部などのリンパ節が腫脹して発見されることが多い。進行が緩徐だが、なにをしても治りにくいタイプと、進行が急だが治療により一定程度治るものとの二種に分かれる。そのうち後者は、一期でも全身に微小転移巣が存在する可能性が高いので、一期にも放射線治療と化学療法を併用するのが普通。化学療法は、四種類の抗がん剤を組み合わせたCHOP(チョップ)療法が基本で、三、四期に強力な抗がん剤治療をしても、生存率がCHOPの場合以上に向上しないことが知られている。