薬物を使用したときに現れる、治療上不要な、または有害な作用をいう。その薬物に期待された薬効を主作用とすると、それ以外の意図しない作用は副作用とみなされる。副作用の発現には、年齢、性別、合併症など種々の要因が影響を与えることがある。また、医薬品の添付文書の多くには副作用の項が設定されており、これまでに確認された副作用や作用機序から予想される副作用が記載されている。しかし、副作用は必ずしも起こるものではない。そこで、医薬品添付文書には、個々の副作用の発現頻度を表現する副詞がつけられている。具体的には「まれに」の表現は0.1%未満、「時に」の表現は0.1%以上5%未満、無表示のものは5%以上または頻度不明とされている。副作用は、薬物の使用中止により症状が消失することが多いが、薬物によっては急に中止すると危険な場合もある。